週末はお天気が崩れそうという予報を裏切り、とても暑く、絶好の沢日和となったこの日、Ａ女史の「初・沢登り」山行に、にゃんちゅう縁のマスキ嵐沢をセレクトして楽しんだ。 Thanks!
（スーが職場で約束していたことなのだが、同行するはずだった同僚（男性）がすっぽかしやがったたため、急遽ＥＭＩさんがヘルプに入ることに。）
新松田８：１０頃集合。西丹沢行きの臨時バス（この日はすごーく大勢登山者が！定刻のバス１台ではとても捌ききれず、２台の臨時バスが出た。）で大滝橋へ。途中、ネズミでも飲んだか、お腹がぱんぱんになった蛇などを見つつ、大滝沢沿いの登山道を行く。
昨年、２人（ＥＭＩ＆スー）が「マスキ嵐沢の出合！」と間違えた、登山道が大滝沢を横切る所で、身支度を。ＥＭＩの沢靴かスーの沢足袋かの選択を迫られたＡ女史は、両方履いてみて沢靴をセレクト。さあ、「初めての沢登り」の始まり。どうなるかな？
じゃぶ、じゃぶと大滝沢を少し歩き、から再び登山道を辿って、右手からしょぼく流れ込むマスキ嵐沢へ。
水が枯れ、因縁の
Ｆ７（２段１０ｍ、巻きは、右のガレ）が登場。ＥＭＩさんが雪辱戦をするという。昨年、残置をつかんでしまった箇所は、「あれ、手がある」と、楽々クリア。残念ながら、落ち口で詰まってしまい、今日もウワバミの遡上状態。雪辱ならず？
私も続く。「そのちょっと上にあるよ。がっちりしてる。」と教えてもらい、手を伸ばす。なるほど、ちょっと高めの位置に結構なリス状のホールドが。これを掴んだら、あらあら、簡単。落ち口では、やっぱり今日もタマちゃん状態。アオッアオッ。
ここから稜線まではすぐなのだが、道のない斜面の登りなので、足元がガラガラだったり、グズグズだったり、「こういうのも、キツイ」とＡ女史。既に稜線に立つＥＭＩさんの励まし（あったかな？）を受けながらがんばる。
権現山への登山道に出て、初沢登りは終了。お疲れ様でした。Ａ女史、「ハードだ」と言っていたが元気いっぱいで、予定どおり畦が丸へ向かうという。それでは西沢に出たところでお別れだ。
さて下山。あっという間に、ＥＭＩさんが見えなくなった。まあ、それはいつものこと。ノー・プロブレムである。
（しかし、実はこれがプロブレムの始まりだった。）
西沢に着いた。デイ・キャンプを楽しんでいるカップルや、畦が丸から下山してきたハイカーで賑やかな雰囲気。
しかし、ＥＭＩさんの姿がない、、、、。
うっっ！『ＥＭＩさんめ！この雰囲気を嫌い、下まで行ったな！』
「それなら、彼女によろしく伝えるね。」で普通は済むのだが、ＥＭＩさんがＡ女史の銀マットを持って登ったもので、話は面倒くさくなる。「たぶん下ったと思うので、私、見てくるから、、、」
走れスーだ。何処まで、下っちゃったのだろうか？ 沢足袋を洗うだろうから、バス停までは降りないはずだ。途中で気がついて戻ってくるかな？ どんどん下る。まだ、いない。結局、最後の堰堤の上の川原状のところで、荷物を広げているＥＭＩさん発見。「あれっ、そうか、あそこで解散だったか、、、」２人、銀マットを持って登り返す
Ａです。畦が丸の避難小屋に着きました。
天気も良くて楽しかった。今頃２人は何をしているかな？
さて、その頃２人は、、、。新松田駅のそばの某蕎麦屋。もちろん飲んでる。
今日のテーマは
①20年前の登山事情とワタクシ達、
②ＭＳＣＣの将来（？）。話も楽しく、酒もすすむ。
ところが！！ＥＭＩ女王様は急にご機嫌斜めに、、。
ここの蕎麦が、、、不味い、、、、。
しかも、スーにつられて大もりなんか頼んじゃったのに、、、、、。ピンチ！どうしよう、、、。
